どんな面接でも油断は禁物

介護職は、年齢や性別に関係なく始めることができる職業として知られています。比較的、入職するための敷居が低いことから、性別・年齢問わず様々な人が働いています。

そのため、面接も若い人がずらりと並んだかしこまったような面接ではなく、リラックスした雰囲気の中で進められる場合も珍しくありません。実際に、現場の雰囲気を見学させてくれたり、趣味や特技の話など雑談を交えながら行われることもあります。そのため、面接を受ける側もつい油断してしまい、礼儀やマナーを欠いてしまうことがあります。

介護職は、人と向き合う仕事であるため、面接官はその人がどのような人なのかをすぐさま見極められます。リラックスした雰囲気の面接であっても、実は受け答えの仕方や一般常識を備えている人かどうかをチェックされているものです。
その際、質問に対してタメ口で返答してしまったり、あいさつがしっかりできなかったりすると、いい雰囲気の面接だと思っていたのに結果は不採用だったということになりかねません。

そのため、どんなに気楽な雰囲気の面接であっても最低限の礼儀やマナーを忘れてはいけません。あくまで、相手に時間をもらって面接をさせてもらっているという謙虚な態度を持つようにしましょう。

もちろん、周りから浮いてしまうほどかしこまる必要はありません。
明るく和やかな雰囲気の職場なのに真面目過ぎる態度で臨むと、逆に職場の雰囲気と合わないと思われてしまう可能性もあります。その時々の雰囲気に合わせて、臨機応変に対応するようにしましょう。