介護職に就くための面接時に大切なのは、自分がどれくらい面接先の介護事業所で働きたい事をアピール出来るかであり、これをうまく出来るかが合否を左右しているとも言えます。

介護職経験者の面接の場合は前職で何を学んだか・なぜ前職を辞めて面接先の職場で働きたいかを明確に言える事が重要なポイントです。一方で介護職未経験者の場合は、志望動機をしっかりと考えておく事が大切です。

面接試験はぶっつけ本番ではなく、模擬面接を信頼できる人に頼んでおく事もおすすめです。模擬練習で出てきた質問・回答内容を分析して本番に活かすようにしましょう。

ただ、中にはコミュニケーションを取る事が苦手な方もいらっしゃるでしょう。
そういった方に力を入れてもらいたいのが自己PR書類の作成です。言葉でうまくアピールできなかったとしても、自己PRの書類が素晴らしければそれは大きな武器になります。

自己PR書類は、自分を知ってもらうための大事なものであり、記載されている内容に沿って質問を展開してくれる採用担当者もいるので、自分がこれまでに学んできた事や努力した事・趣味・特技等を詳しく書いておくと良いでしょう。

また、いくら面接が苦手といっても、対話をする場面からは逃れられません。必要最低限、礼儀正しく振る舞うことを心がけましょう。
その際にぜひ気をつけてほしいのが第一印象です。

面接時には、入室してからの数秒が重要視されやすいです。入室・挨拶の第一印象を疎かにしていると、即落とされる可能性もあります。良い印象を与えるためには、できるだけハキハキした声で挨拶をし、表情を崩しすぎない柔和な表情で臨む事をおすすめします。
ちなみに、好印象を持たれるような見た目も判断基準になるため、肌の手入れ・衛生的な髪型・スーツの管理をしっかり行っておく事も大切です。